障害者福祉オルタレゴ

プールで息を止めてゆっくりと浮かび、体中についた細かな泡がはじけていくことを感じている。
始めて訪れた海辺でじっと目を閉じ、いくつもの知らない音が聞こえるのを一つ一つ聞いている。
健常者が見逃しがちな日常の奇跡を繊細にとらえている。

●障害者の持つ、健常者が失った能力

知的障害者の作るアート作品自体を紹介する施設はたくさんあるでしょう。
しかし、障害者のものの捉え方自体を紹介する施設はありません。
実は、そのものの捉え方の中には、健常者の価値観をシフトさせ得るほどのものがあります。
とは言っても健常者も、はじめは障害者と同じく、「それ」を持ったまま生まれて来ます。
しかし「それ」を持ったままでは一般社会での日常は円滑には送れません。
そのため健常者は幼少の頃から「それ」を捨てる旅に出ます。
例えば、自己と他者、1 と 2、体験と未体験。
これらは効率よく一般生活を送るにおいて幼少時に分離された事物です。

自己と他者・1と2・体験と未体験

そうやって健常者はひとつひとつ物事を分離させて次のステップに生かしていくのです。
これらの概念は物事を円滑に理解する上で大変重要な概念です。
が、ふとした時にこれらが足かせとなる問題に出会います。
なぜなら本来、事物は分離などしておらず、いくつもの事象が複雑に絡み合って構成されているからです。
健常者が失った「それ」とは、あらゆる事物を分離させずに総体的に感じる力です。
その力を取り戻すことで、いくつもの事象が複雑に絡み合って構成された問題に、ニュートラルに向き合う
ことが容易になります。

オルタレゴは、知的障害者とは本来どういうものか、
そして本当のものの捉え方とはどういうことか、という 2 つを同時に探ることの出来る場所を目指します。
オルタレゴで健常者がそれを取り戻すことが出来た時、知的障害者は健常者に庇護の目で見られる存在から、
健常者の師として存在することになるのです。

オルタレゴとは

オルタレゴ alterego (alter ego を繋げた造語 )
alter ego : 分身・別人格・もう 1 人の自分・第二の自我・無二の親友
知的障害者は、健常者の失った物の捉え方を取り戻すためのもう 1 人の自分となり得る。

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障害者福祉オルタレゴ

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オルタレゴ ウム

障害福祉サービス・多機能型事業所
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