トップページへ

マチョりんとはじめまして


 これまで何度か、4月から来ているマチョりんがいるということを聞いていましたが、

実際に会うのはこの日が初めてでした。


 言葉を選ばずに表すと、とても戸惑いました。

「あつい」と言いながら窓を閉めようとする姿や、まちゅりんの距離感のない雰囲気に、

どのように向かえばいいか分からず、眺めるだけになってしまいました。

時間が経ち、エミちゃんと関わっているまちゅりんの近くに行くと、

何度かハイタッチをしてくれたのですが、私の戸惑いが伝わってしまったかな、という印象でした。

それはきっと私だけではなくて、マチョりんも、少なからず私の事を認識してくれていたからこその、

ハイタッチでの気まずさがあったのではないかと思います。

これまでの私だったら、おそらく利用者であるマチョりんと触れ合うことができた、

と嬉しい気持ちになったかもしれません。

しかし、ウムでのみんなとの関わりを持ってきたことで、形だけの関わりではなく、

少しずつでも、マチョりんと私の関係を作っていかなければ、

ハイタッチをしたということにあまり意味はないのかなと考えました。


 これまで私は、障害者のいるところにある独特の穏やかな、まったりとした空気はなんなんだろう、

と考えることが多かったのですが、マチョりんと会って、それだけではないのかもしれないと思いました。

マチョりんは、自分の戸惑いや、苦しさをとても多く、自分の外側に出しているのかなと感じました。

だからあんなにも一瞬で、ウムの雰囲気も変化したのかもしれないと考えます。

もしかしたらそれと同じように、穏やかな空気があるなと感じた障害のある人のいる空間や時間は、

そこにいる障害者の人たちが感じているものをとても率直に、ほぼ100%に近い状態で自分の外へ表しているから、

周りにいた私はそれを、穏やかな、心地いい空気だと受け取ったのかもしれない、と思いました。


 健常と言われる人たちも、もちろん私も、自分の気持ちやその時感じていることを、

態度や空気で少なからず出していると思うけれど、それよりもさらにストレートに、

そのほとんどをアウトプットしている障害者と同じ場所にいると、

空気感を感じやすいのかもしれないなと思いました。


ノン(ボランティア)

マチョりんとはじめまして

#日々

2017/06/03


×